追
悼! 松本竜助(竜介)逝去
あの島田紳助の相方として80年
代初頭のMANZAIブームでうたかたの夢を見た竜介(当
時)が2006年4月1日、50歳目前で逝ってしまった。
これでビートルズと同じく「うなずきトリオ」の再結成は永遠に不可能となったが、2005年10月3日
の「ものまねバトル」でのオンエアが最後の勇姿となった。
80年代の一瞬の栄光と、その後の紳助とのあまりにも大きな対比を自身の人生で体現していた竜助は、今、歴史となった。
リンク)→「竜助何でやねぇーん!」
90分スペシャル番組
「今
日は竜介の一周忌やねん!」
2007年4月1日16:00~17:25放映(フ
ジ)
相方紳助との50歳
での誕生日限定コンビ復活を熱望しながら、<br>
その5日前の2006年4月1日に49歳
で不帰の人となった竜介。
80年の「THE MANZAI」、81年の「ひょうきん族」(共
にフジ)など、
80年代初頭の漫才ブームを駆け抜けた面々に、後年親子漫才を
組まされた長男安史も迎えての、故人の逸話に花が咲く、スタジオ
花見スタイルの一周忌。
紳助の目標だった島田洋七(B&B)の
「笑ってる場合ですよ」('80)にコンビ出演の思い出映
像や、
トレードマークとなった初期のリーゼント&ツナギのツッパリスタイルでの漫才舞台映像など、
MANZAIブームを牽引したフジならではのお宝映像も。
島田紳助という、計算づくの天才とコンビを組んだ幸運と不運を一身に受け止め、
解散後は破滅的な転落人生を堕ちていきながらも、
唯一、家族の愛情が支えとなった晩年が、今更ながら涙をさそう。