愚
挙! 羽賀研二、恐喝逮捕
(2007年6月30日)
「借金、減免してくれるかなぁ~?」「いいともー!」とはいかなかった、
初代「いいとも青年隊」(1982年~1985年)の羽賀研二(1961年生まれ)が、
ついに犯罪者となった。
これまでも借金騒動や梅宮アンナとの一連のバカ恋愛騒ぎを逐一報道されてきたが、
自身を「嗤っていいとも」の自虐ギャグで済んでいた段階をついに越えてしまった2007年初夏。
昨年は、生来母子家庭の羽賀の老母を支えてくれた献身ぶりから、
15歳年下で20代の女性を妻に迎えた美談と、宝石デザイナーという隠れた才能で
借金完済までの復活ストーリーが注目された羽賀だったが、それも一気に消し飛ぶ事件によって、
愚
行が再び明るみに出た。
長身でハーフの甘いマスク。優しい語り口でフェミニストぶりも遺憾なく発揮。
スポーツにも秀でる一方、自他共に認める立派な股間。
さらにはサービス精神での軽いノリも、やや嘲笑されながらもテレビ的にはOKだった羽賀。
1984年には映画「夏服のイヴ」で、トップアイドル松田聖子の恋人役として、
大抜擢もされていた羽賀。
そんな羽賀の転落人生のピリオドが、ヤクザとチンピラボクサーへの借金取立て依頼ではなく、
借金逃れのための貸主恐喝依頼だったというお粗末さ。
「♪お昼休みはウキウキ、ウォッチン♪」と、80年代前半を明るく飾った初代いいとも青年隊も、
今ではすっかり恐妻家の野々村誠、今ではすっかりパチプロの久保田篤と共に、
トホホな中年隊として歴史に名を残すのも、80年代らしいと言えばそれまでではある。